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お米の保存方法
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保管場所

お米の一番適切な保管場所は風通しがよく冷暗な場所です。
便利だからといって台所に置いてはいませんか?台所は高温多湿であるため、
虫などにとって最高の住みかになるだけでなく、熱によって米の水分が奪われ、食味を落とす原因になります。

  • 揚げ物や煮物等するために湿度が高い。
  • 火を使うために温度が高い。
  • 家電製品から放出される熱もいけません。

では、これらに対する対策とは?

  1. ガスレンジの側は避けて下さい。
  2. 家電製品から放して下さい。
  3. 直射日光の当たらない場所。
  4. 収納庫のある方は収納庫を利用して下さい。
  5. 水を使う場所からできるだけ放す。

日本の住宅事情ではなかなか大変ですが、できるかぎり実践して下さい。
くれぐれも ポリ袋にいれたままの保管はやめて下さい

虫対策

6月頃から穀象虫などの活動が活発となります。

私どもの施設でも大量に出荷する場合は、籾(モミ)すりを行って一時倉庫に入れますが、
食味保持と穀象虫発生を防ぐために倉庫内の温度は常に15度を保っております。
また、施設の清掃も頻繁に行います。このように販売する側では細心の注意を払っております。

それでは、家庭での場合はどうでしょうか。ほとんどの家庭ではハイザーで保管してますよね?

  1. 古いお米を全部出してから新しいお米を入れて下さい。次々に足すと隅に古いお米がず~と残ってますヨ。
  2. 虫は他の場所から住みやすい場所を求めて移動して来ます。ですから、夏場はこまめに掃除して下さい。
    その際は、ハイザーのフタに付着している米ヌカもチェックして下さい。
  3. お米の中に唐辛子やニンニクを入れますと効果があります。

美味しくお米を食べるためにもこれらの点を注意しましょう。 

精米する際のご注意

玄米を精米する時にはなるべくコイン精米機は使わないようにしたほうがいいと思います。
一般に米の温度が40度以上になると食味が落ちると言われています。

どうしてもコイン精米機を使わなければならない場合いは、精米が終わったら、
すぐに袋に入れないで、薄く広げて冷ましてから袋に入れるようにしてください。