三方山に囲まれた扇状地という土地柄、それらの山から流れてくる湧き水を使用しています。天然の蛍が飛び交う、清らかな水です。
完熟した良質の有機肥料に米ぬかを混ぜて納豆菌や、乳酸菌などの微生物の力を借りて発酵させ、長期間で栄養がいきわたる様な土づくりをしています。また、納豆菌は水質浄化作用の役割も担っています。
農薬は、1回の除草剤のみで殺虫剤、殺菌剤は一切使用していません。
(通常は除草剤、殺虫剤ともに2、3回位使用します。)
笠間地域農業改良普及センターの検査機器による官能食味評価と米の内部構造を調べた結果、
最高評価である極上ランクを頂きました。以下2箇所の調査結果を見ると、
蛍の里のこしひかりは粘りがあり、ふっくらと炊き上がって美味しいとの評価です。
食味値 | 65 | 70 | 75 | 80 | 85 | |||||
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ランク | 劣 | やや劣 | 普通 | やや良 | 良 | 極上 |
No. | 食味値 | アミロース% | 粗タンパク質% |
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目標値 | 77以上 | 18.5以下 | 6.4以下 |
1 | 87 | 17.9 | 5.5 |
2 | 85 | 18.2 | 5.7 |
蛍の中でもゲンジボタルは清らかな水でないと生きることができません。
「ほ~ほ~ほ~たる来い♪」の動揺にもあるように、蛍には清らかな水をかぎ分ける能力があるのです。つまり、蛍は水のソムリエなのですね。
それだけではありません。日本ミツバチなどネオニコチノイドに代表する殺虫成分に弱い虫たちもたくさん住んでいます。私たちの土地に環境に弱い生き物が生息しているということは、それだけ水が清らかで安全だという証拠なのです。天然のうなぎが捕れることもあるんですよ。 茨城県特別栽培農産物よりも上の基準を作ろうということで、「茨城みつばちの里づくり協議会」が生きもの認証制度を作りました。この制度はネオニコチノイドや有機リン系の毒が無い地域を生きものの生息により確認するものです。この産地はその承認を頂いた数少ない地域なのです。
山吹の里 宇野や
選ばれているのは蛍にだけではありません。
「美味しい(おいしい)!」とのクチコミで、食材にこだわっている県内の有名なレストラン、食堂、そして都内のお弁当屋さんなどにもお米をお届けしています。
左の写真は『山吹の里 宇野や』さんです。丼物を中心としているお店で、お米の炊き方が凄く上手な為、蛍の里のこしひかりの美味しさが引き立っています。是非、食べに行ってみてください。
農家が直接米を販売することで流通の経費を差し引き、安くても安全で美味しいこしひかりをお買い求めできるわけです。
お客様がお米をお求めになるには、蛍の里のお米屋さんと、一般の小売り店では、以下のような違いがあります。
一般の小売り店では |
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生産農家 | 食料事務所 | (運賃) | 集荷業者 | (運賃) | 卸業者 | (運賃) | 小売店 | |
(手数料) | (手数料) | (マージン) | (マージン) | |||||
蛍の里のお米屋さんでは |
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生産農家 | (運賃) | お客様 |