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更新情報
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法人化。屋号が新たにかわります。

本日、平成31年3月1日。

私たち、”いこまらいすせんたあ” は屋号を改め、法人となりました。
これも、お付き合いのある皆様が実現できたものであると、大変感謝いたします。

新しい屋号は...

”穂垂ル里山農場株式会社”

”ほたるさとやまのうじょう”

と、読みます。

いこまらいすせんたあ時代からの方針である

「毎日食べるものだから、”安心安全”で、お求め易く、美味しいものを」

ということと、新たに

「先人たちが長年造り上げてきた里山を守っていく」

ということを加え、2本の方針のもと新たにスタートすることを決めました。

スタジオジブリの映画に「おもひでぽろぽろ」という作品があります。

この作品のワンシーン、米農家の言葉が刺さりました。

「この里山は自然のものではない、先祖代々農家が時間をかけて自然と向かい合いながら造ってきたものだ」

というものです。

日本人は古くは縄文時代から米作りをスタートしたそうです。大げさに言えば、約1万5000年前より地道に造り上げてきた里山風景を僕の代で無くしてしまうのはもったいないと感じています。

父と2人で農作業をしてきましたが、近年に至ってはリタイヤして田んぼを手放す方が多くなってきました。

少し前の時代まではこの地域全員が農家だったと思います。

しかし、もう、僕たちの地域では60歳未満の専業農家が2件しかいません。

このままでは、守り切れなくなってしまう。

若い力を集めたい。

そこで、法人化へ至りました。

“穂垂ル里山農場” の名前には、思いがあります。

笠間市上郷は旧岩間町時代に「蛍の里」の名前をいただきました。初夏には自生しているゲンジボタルが飛び交います。
3方囲まれる山の尾根は茨城県立公園になっています。
山の谷からは自然の水が湧き、川となって田んぼに流れてきます。

そんな、先祖代々が造り上げてきた”里山”は今後も蛍が飛び交い、秋には “穂が垂れるほどの実り”。

いつまでも、そのバトンを引き継いでいこう。ということです。

さあ、1年目のスタートです。
不慣れで厳しい場面もたくさん出てくるとは思いますが、変わらぬお付き合いと、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

お付き合いがある方には後ほどご挨拶に伺わせていただきます。まずはWEBにて。

代表取締役 生駒祐一郎